あまみシマ博覧会2012冬、スタート

2012年02月06日 15:18 | あまみシマ博覧会

さっそく初日に篠穂の滝クルーズがありました!
年明けから日照時間のものすごく少なかった奄美大島ですが
この日は快晴!!!
前日までは「この冬1番の寒さ」なんて言われていたのが嘘のように
あたたかい1日でした。


住用南部の海岸沿いは、断崖絶壁。切り立った岩が迫ります。
斜面にヤギの群れが見えました。
家畜だったものが野生化しているのですが、
かろうじて植物の根でくずれるのを抑えているところを
丸裸にしてしまうため、ヤギの食害は深刻です。


洞窟!
奥には白い浜が広がっています。


周囲には岩だらけの場所に、突然現れる人工物。
戦前、奄美大島本島の最南端にある皆津崎に軍事施設が設置され
ここを標的にしていたという説がありますが
本当の理由は定かではありません。


船が青久集落にさしかかるころ、遠くに滝が見えてきました…!


ちょっと潮がひいているので、海には落ちていない…ですね
この「篠穂の滝」は標高528メートルの金川岳付近に水源があり
日照りが続いたときも、豊かな水が流れています。

余談ですが、
奄美大島では、カミキリムシを媒介とする松食い虫の被害によって、
あちこちで松が枯れています。
昨年夏は篠穂の滝周辺も真っ赤になって、少し痛々しかったのが、
葉が落ちてだいぶ目立たなくなってきました。

昨年8月の写真↓


すこし昔の話。
奄美大島の木材が、満州鉄道の枕木に使われ
大規模な伐採が行われました。
伐採後、元々あった椎の木などの照葉樹よりも早く伸びるため
リュウキュウマツが植えられました。
時が経って、松はその役目を終えようとしています。

奄美大島の山で、松の木ばかりの山は30年以内に伐採された場所。
もともと松は海岸に近い場所にしか存在しませんでした。
松の葉は他の植物の生育を阻害するため
木の下には草も生えにくく、
川や海の生き物の栄養となる腐葉土がつくられません。

ブロッコリーのようにもこもこした本来の山に戻るには
ほんとうは60年かかると言われていますが
松が枯れたあとは、隣で出番を待っていた照葉樹が枝をのばし
あっという間に目立たなくなっていきます。
松食い虫は、少しだけ
もとの自然に戻る手助けをしてくれているのかもしれません。



「篠穂の滝クルーズ」は、
2/26(日)にもう1回開催されますので、
お早めにお申し込みくださいねー。

ご予約は奄美大島観光案内所
0997-57-6233 まで。


企画担当 yurico

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