世界遺産のまちづくり講演会&夜光貝のアクセサリー作り講座

先日、このブログでもお知らせしたとおり
1月13日(日)に、岩手県平泉町職員の八重樫忠郎さんをお迎えして
住用で講演会を行いました。
いくつか、印象に残ったことを記しておきます。


【世界遺産登録について】
世界遺産は「国の政策」なので
このまま何もしなくても登録される可能性が高いこと
そして、世界遺産は「見せる」ことばかり言われるけれど
実は「見られる」ことでもあって
大々的に恥をさらして、前よりもお客さんが減ってしまう危険もある、
そして、何も準備しなければ
かえってマイナスになる可能性も高い、ということ。

【景観条例について】
八重樫さんは、看板の高さ規制、ガードレールからガードパイプへの更新など、
平泉の景観を統一するための条例をつくりました。
はじめは反発があったけれど
今では住民や企業が率先して、
平泉のまちにふさわしい街並みをつくっているそうです。
自動販売機やコンビニの色も、落ち着いた色で統一。
チェーン店のコンビニ店内には
「平泉観光案内所 スタッフにお気軽に声をかけてください」
という手書きの案内が貼られていました。

【ガイド検定制度】
こちらも八重樫さんがつくったもの。
1週間の講座受講のあと、
きびし~い試験をクリアした人だけが認定ガイドとして活躍しています。
歴史的な知識だけでなく、
「ここからタクシーでいくらくらい?」という質問にも答えられる等、
お客さんが求めるサービスに、きちんと対応できないと不合格。
勉強になります。。。

【ときめき世界遺産塾】
地域の子どもたちを対象にした、地元を知るためのセミナーを行っているそうです。
子どもたちが巣立ち、出身を聞かれたときに
「世界遺産の平泉から来ました」と言えるように、
という言葉がとても印象的でした。

来ていただいたみなさんは、
どんな感想を持ちましたか。


続いて午後からは、平泉の中尊寺金色堂にも使用されている、
夜光貝を使ったアクセサリー作りの体験講座をしました。
講師は、奄美博物館学芸員の高梨修さんと、
徳之島町母間の工芸家・池村茂さんです。

いまでは雨の日の体験プログラムとして
(奄美ではなく)沖縄で大人気となってしまったらしい、
この夜光貝アクセサリー作り体験は
実はこのお二人によって、
小湊フワガネク遺跡のことを知ってもらうために始められたものです。
(小湊フワガネク遺跡と、奄美と平泉のつながりについては
前の記事を見てくださいね)



夜光貝は、表面の石灰質を落とすと、あとはすべて真珠層でできていて
磨いていくうちに美しい光沢がでてきます。
1つとして同じ模様がないので、何個でも磨きたくなってしまいます。
こんなプログラムを、たくさん作りたいですね。。。


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国土交通省「平成24年度離島の活力再生支援事業」
奄美市「地域力の活用による世界自然遺産登録に向けた観光客受入体制構築事業」

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